こんにちは!わたMANです。
NEWSの小山慶一郎氏が未成年と飲酒をしたことが発覚し、活動自粛を発表しました。また、その時同メンバーの加藤シゲアキ氏も同席しており、厳重注意の処分を下したことを発表しました。
未成年の女性は、小山氏には20歳であると年齢を偽っており、未成年であることは後で発覚したそうです。
この報道を受けて世間では様々な意見が飛び交っていますが、気になるのは未成年で飲酒をした女性に対して何かしらの処罰はあるのかという点です。
今回は未成年で飲酒をした場合、飲酒をした本人が何かしらの罰則を受けるのかという点について解説していきたいと思います。
- そもそも何故未成年はお酒を飲んではいけないのか?
- 未成年の飲酒は法律で禁止されている
- お酒を提供した店側に罰則はある?
- NEWSの小山が法的に罰せられる可能性はある?
- 未成年の女性が罰せられないことに違和感
- まとめ
そもそも何故未成年はお酒を飲んではいけないのか?
未成年は何故お酒を飲んではいけないのか?
何となくは分かっているつもりでも具体的に説明することは難しいかもしれません。
子どもに「何でお酒を飲んではいけないの?」と聞かれたときに、しっかり答えられるように今のうちから学んでおきましょう。
未成年がお酒を飲んではいけない理由についてSUNTORYのサイトで詳しく説明してくれています。
■脳が萎縮したり発達の妨げになる
10代から飲酒を続けている人たちのなかには、すでに20代で脳の萎縮が始まっている例がみられます。発育途上の脳細胞は、より強くアルコールの影響を受けやすいからです。■アルコール依存症になりやすい
大人の場合、大量飲酒を20年以上続けるとアルコール依存症になる危険性が高まると言われていますが、未成年者の場合には、数ヶ月から2年という短期間でも発症することがあります。■性機能の正常な発達を妨げる恐れがある
アルコールは、男性性器の発育を妨げる危険があります。また 女性の場合には、生理が不規則になり、無月経になることもあります。■臓器障害の危険性が高まる
未発達な臓器は、アルコールに対する耐性が弱く、短期間で障害を受ける可能性が、高まります。
ただ闇雲に「お酒はダメだ」という前に、しっかりと理由を説明してから納得させる方がいいと思います。
未成年の飲酒は法律で禁止されている
お酒は20歳からということは多くの人が知っていると思います。
未成年が飲酒をすることは、「未成年飲酒禁止法」という法律で禁止されています。
そこで気になるのが未成年が飲酒した場合、当の本人は罰せられるのかについてです。
現状の法律では、飲酒した未成年者に対する罰則は定められていません。
そのため今回小山氏が、お酒を飲ませた女性自信は罰せられることはありません。
これは少し意外に感じる人も少なくはないと思います。
お酒を提供した店側に罰則はある?
それでは、未成年が飲酒をした場合は誰が責任を取るのでしょうか?
まずはお酒を提供したお店側です。
未成年者飲酒禁止法では、お店が20歳未満の者が飲むことを知ってお酒を販売・提供することを禁止しています。
仮に未成年にお酒を提供した場合、そのお店は50万円の罰金に処せれる可能性があります。
また、未成年者の“保護者”及び“監督代行者”が未成年者の飲酒を止めなかった場合、科料に処せられます。
科料とは、1,000円以上10,000円未満のあいだで科される低額の罰金のことです。
監督代行者とは誰のことか?
お店や自分の親が未成年の飲酒を止めなかった場合は、罰則を受けることがわかりました。
それでは、監督代行者とは誰のことでしょうか?
監督代行者とは、会社の責任者や師匠等がそれに該当します。
未成年者の両親から、留守の間、監督を任された親戚なども該当します。
過去の裁判の例から考えると、
大学の先輩やアルバイト先の上司は監督代行者に該当しません。
未成年者が住込みで働いていて、公私共に面倒を見ている雇用主はグレーゾーンとなっています。
どちらにせよ、未成年者がお酒を飲もうとした場合は大人がしっかりと止めなければいけません。
未成年者飲酒禁止法のポイント
未成年者は飲酒してはならない。
未成年者の親は、未成年者の飲酒を止めなければならない。
酒販売店は、未成年者に対して酒類の販売をしてはいけない。また、年齢確認など、飲酒防止の対応をとらなければならない。
親が未成年者の飲酒を見過ごした場合は、科料に処せられる。また、酒販売店が未成年者に酒類を販売した場合は、50万円以下の罰金に処せられる。
NEWSの小山が法的に罰せられる可能性はある?
今回考えられるのは「強要罪」と「未成年飲酒禁止法」です。
お酒を飲むことを煽るような声かけをしたということで強要罪の名前が挙がっていますが、暴行や脅迫などの行為が無い場合は強要罪には問われません。
楽しいお酒の席でのことなので、このようなことは無いと思われます。よって強要罪の罪には問われません。
未成年飲酒禁止法は、小山氏が未成年の女性の監督代行者であれば法律違反になりますが、二人の関係は知人程度のものと考えられるので法律違反にあたることはなさそうです。
しかし、お酒を提供したお店側は、50万円以下の罰金が処せられるでしょう。
したがって小山氏が法的処分がとられる可能性は非常に薄く、今回はコンプライアンス的な問題が大きかったと考えられます。
彼は夕方の報道番組も担当していたので、イメージとしては大幅にダウンしてしまいました。彼の立場を考えると活動自粛は仕方がないことかもしれません。
未成年の女性が罰せられないことに違和感
今回は、成人の立場としてお酒を飲ませた小山氏が責任を負う形となりましたが、未成年の女性にも何かしらの罰則を受けるべきだと思います。
女性は19歳であるにもかかわらず20歳だとずっと偽っていたのです。
小山氏が、その女性に毎回年齢確認をしていたそうですが、その時もずっと20歳だと言い続けていました。
相手が20歳だと分かればその場を楽しくするために、飲みを煽るような声かけをすることもよくある事例だと思います。
ましてやその女性は、ジャニーズ好きで小山や他のメンバーと接点を欲しいがために年齢を偽って参加していたので、そちらの方が罪は重いと思います。
いくら未成年だからといって、嘘をついて罰則を受けず、逆に騙された人が罰則を受けるのはいかがなものかと感じてしまいます。
今回騙された小山氏は、ついていなかった、かわいそうだったというのが個人的な感想です。
騙されるのが、いやだったら免許証を確認すればいいという人もいるかもしれませんが、それは店側がやることだと思います。
小山氏は、毎回女性に年齢を聞いていたそうなので、普通に口で20歳であると告げられたら信じてしまうでしょう。
また、免許証をいちいち確認してから行う飲み会は、想像するだけで面白くありません。
やはりそれはお店側がしっかりと年確をしていくべきであると思います。
まとめ
今回はNEWSの小山慶一郎が未成年に飲酒をさせたという報道から、未成年飲酒の法律について解説してきました。
基本的に未成年で飲酒をした当の本人が罰せられることはありません。
また、未成年者が年齢を偽っていたとしても罪に問われることはありません。
騙された小山氏は、活動を自粛して大幅にイメージダウンすることになります。
個人的には非常に腹立たしいニュースです。
このようなク〇な女性に引っかからないようにするためにも、お酒の場では特に慎重にならなければいけませんね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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