こんにちは!わたMANです!
今回は人は限界まで寝ないとどうなってしまうのか?についてお話していきたいと思います。
日頃、ついつい夜更かししてしまうことってありますよね。
僕は高校生の頃、毎朝7時半に家を出なければならなかったのですが、明け方の4時までyoutubeを見ていたり、ポケモンをやったりしていました。
もちろん寝てなくてオールで学校にいったこともあります。
大学の頃はボウリングや飲み会でオールをすることが増えて、寝るのがもったいないと思っていた時期がありました。
僕の話はさておき、徹夜をするとその次の日はとんでもなく眠くなりますよね。
頭が常にボーっとしている状態で思考力が低下している感じです。
果たして、徹夜をした時の体の状態はどうなっているのか?
また、人は限界まで寝ないとどうなってしまうのかについて説明していきたいと思います。
一晩寝ないとお酒を飲んだ時と同じ状態になる!!
ついついやってしまう徹夜ですが、人は17時間以上起きていた場合、作業効率は血中アルコール濃度0.05%と同じレベルまで下がるち言われています。
血中アルコール濃度0.05%は
・ビール1~2本
・日本酒1~2合
・ウイスキー・シングル3杯
のいずれかを飲んだ際のアルコール量です。
お酒の強い人と弱い人では飲む量によって感じ方が違うと思いますが、大体ほろ酔いくらいだと思います。
ほろ酔いの方が仕事が捗る人もいるかもしれませんが、確実にミスをしやすくなるでしょう。
多くの人は一徹した次の日はしっかり寝ると思います。
人は限界でどのくらい起きていられるのか?
世界では不眠記録にチェレンジする勇者が何人かいます。
中でもサンディエゴの高校生ランディ・ガードナーが不眠記録に挑戦した話が有名です。
ランディ青年は冬休みの自由研究で、人はどれだけ寝ないでいられるかと疑問に思ったことが挑戦のきっかけでした。
ランディ青年の挑戦には睡眠の研究者であるスタンフォード大学のウィリアム・デメント教授が立ち会っており、信憑性が高いと言われています。
ランディ青年の結果は…
ランディ青年はなんと264時間(11日間)もの間、ずっと起き続けることができました。
これは凄い記録ですね。
果たしてこの実験の最中にランディ青年の体にはどのような異変が起こっていたのでしょうか?
1日目~2日目
1日目は普通の徹夜なので、難なく乗り越えることができました。
しかし2日目に眠気と倦怠感によって体がダルくなり、何もする気が起きませんでした。
3日目~5日目
3日目の夜はラジオを聴いたり、バスケットボールやドライブをして気を紛らわせていました。
4日目はだんだんとイライラしたり、いきなり落ち込んだりして、自分が有名プロスポーツ選手であるという誇大妄想をし始めました。
5日目は感情のコントロールが困難になり、思考力や集中力等の脳機能の低下が著しくみられました。
日を追うごとに、午前3時から7時の眠気が強くなり、起きているのがつらくなっていったそうです。
このあたりからちょっと怖くなってきましたね。
6日目~9日目
6日目には幻覚症状。
7日目には体の震えや言語障害。
9日目には視力低下や被害妄想。
まとまった話ができなくなり、無表情に。眼球が左右バラバラに動いたりしました。
9日目は完全に正常な人ではありません。
11日目
極度の記憶障害が起こり、ここで実験を辞めたそうです。
人が短い期間でこんなにも変わってしまうなんて驚きです。
この実験を見ただけでも、しっかり睡眠をとらなければ!と思います。
ランディ青年のその後は?
最終的に極度の記憶障害が起こったランディ青年のその後が気になりますよね。
実験が終わった後、ランディ青年は15時間ほど睡眠したら何の変哲もなく回復したそうです。
その後も数日間は通常よりも長い睡眠をとっていましたが、次第に今まで通りの生活リズムに戻っていったそうです。
身体的にも精神的にも後遺症は何も残りませんでした。
ランディ青年の264時間の記録は、ギネスブックに記載されることになりましたが、「不眠」が明らかに危険なことがわかったため、
ギネスブックに記載されなくなりました。
人って凄いなぁと関心してしまうような出来事です。
しかし、不眠は大変危険なので記録に挑戦するのはやめておきましょう。
6時間睡眠を2週間続けていると…
アメリカの大学で行われた研究で、毎日6時間睡眠を2週間続けていると、2日間徹夜した状態と同程度のパフォーマンスになるという結果がでています。
2週間に及ぶ実験には48人が参加し、「8時間しっかり寝る人」、「4時間寝る人」、「6時間寝る人」でグループ分けされました。このほかに、3日間の実験で「徹夜をし続ける人」のグループを用意。実験中、研究チームは参加者たちの反応時間、脳波のパターンをはかり、最後に彼らにはどんな気分かというアンケートに答えてもらいました。
その結果、睡眠時間が短かった人たちに一番影響が出ました。研究チームによると、「6時間かそれ以下の睡眠時間を続けることで、認識能力が2日間徹夜した人たちと同じレベルまで下がってしまう」ということがわかりました。人間の体は、毎日2時間睡眠が短くなることで、2週間後には48時間起き続けているのと同じ状態になってしまうのです。
この研究から、睡眠不足は蓄積されていくということがわかります。
そして脳機能が低下していることを自分で気が付いていないという結果もでています。
日本人の4割は平均睡眠時間が6時間以下であるといわれています。
睡眠不足は気が付かないうちに我々に影響を与えている事実を念頭に置いておくべきであると思います。
まとめ
今回は人は限界まで起きていたらどうなるのかについて紹介しました。
睡眠不足になると脳機能が著しく低下しますが、その後にしっかりと睡眠をとることで何の変調もなく回復することがわかりました。
しかし普段から少し睡眠不足でいると、脳機能が低下していることに気付かないため、日頃からしっかり睡眠をとる必要があると思います。
ちなみにこの記事はほぼ徹夜状態で書いているのでめっちゃ眠いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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