こんにちは!わたMANです!
今年の流行語大賞は何だ??
11月9日に2017年ユーキャン新語・流行語大賞の候補30語が発表されました。
「インスタ映え」や「忖度(そんたく)」、「ユーチューバー」など今年よく聞いた言葉がズラリと並んでいました。しかし、その中に「アウフヘーベン」という僕が聞いたことのない言葉が入っていました。
僕は流行には敏感であると自分では思っていましたが、「アウフヘーベン」という言葉を聞いたときは頭の中のはてなマークが100個ぐらいできました。
アウフヘーベンってどういう意味??
ググってみると、、、
《名・ス他》
あるものを、そのものとしては否定しながら、更に高い段階で生かすこと。矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること。止揚。揚棄。
うーん難しいですね。
さらに調べてみましょう。分かりやすい例えがありました。
「花は枯れて実を残す」、つまり、「花は、自身が花であることを否定して実を残す」というように、否定を通じて新たな事物を生み出し、より高次の状態へと導かれることがアウフヘーベンであると考えれば、その醍醐味とは「正」「反」を調停するものとして「より良いもの(合)」が現れることにあたります。
花は枯れて(自らを否定して)実を残す(新たな事物を生み出す)
これをアウフヘーベンというらしいです。
意味は理解したのですが、この言葉は一体誰が流行らせたのでしょうか?
アウフヘーベンと言ったのはこの人物!
現東京都知事の小池百合子さんです。
小池さんが新党「希望の党」を立ち上げたときの記者会見で「アウフヘーベン」という言葉を連呼していたそうです。
小池都知事が「希望の党」結党を表明 自身が代表に(2017年9月25日)
「いままでの議論をアウフヘーベンし、国民が希望の持てる政策を投げるべき」
このような発言を連呼していたため、会場内にいる人はポカンとした人も居たでしょう。しかし、小池さんは「分からなかったら辞書で調べてね。」といって終わりました。
アウフヘーベンは一般的に用いられる言葉ではないので、多くの反感を買ったらしいです。やはり国民の支持を得るためには簡単な言葉で、分かりやすく説明するのが最重要だと思います。
まとめ
- 2017年流行語大賞候補に「アウフヘーベン」という言葉がノミネートされた
- アウフヘーベンとはあるものを、そのものとしては否定しながら、更に高い段階で生かすこと
- この言葉は現東京都知事の小池百合子さんが使って話題となった
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